先日、厚切りジェイソンがFIREに関する本を出版されたので、早速読んでみました。
さすがお笑い芸人ということもあり、テンポのいい本で非常に読みやすかったです。
また、厚切りジェイソンはすでにFIREを達成したということで、非常に学びになる内容でした。
今回は、その中でも一番心に残った「支出」に関するお話。
お金を使うところにはメリハリをつけよう

厚切りジェイソンはインタビューにて「自分ほどケチな人間は見たことがない」と自分で言うほどの倹約家だそうです。
直近でモノを買った記憶がほとんどないというほど。
コンビニは使わないし、服はお下がりかもらいものが大半。
さすが、FIREを達成する人は一味違いますね。
この話を読んだ時に、「全部我慢する必要はないけど、メリハリはつけた方がいいよね」と思いました。
つまり、「自分の好きなことにはお金を使ってもいいけど、それ以外は安く抑える工夫をしてみよう」ということ。
僕の話になるのですが、最近髪を切るときはQBハウス(格安理髪店)を使っているのですが、そこのCMにも厚切りジェイソンが出演していました。

「普通の美容室だと1回のカットで5,000~6,000円かかるけど、QBハウスを使えば1,000円でカットできる。その浮いた数千円を貯めていけば、車が買えるかもしれない、投資に回せばお金に余裕を持てるかもしれない。なぜ使わない?」
という内容でした。(曖昧な記憶なので文言は違うかもしれません)
僕もあまり髪型にはこだわりがないのでこの言い分にはかなり納得しました。
高校時代は野球部だったので家で坊主にしていたので散髪代は0円だったということもあり、髪切るのに数千円も払うのはもったいないと感じていたところだったので。
ですが、QBハウスを使い始めるまでは、美容室に行き、カットに数千円かかるのは当たり前だから仕方ない、1,000円カットはダサいからやめておこう、という考えに陥っていました。
どこかで高いなと思いながらも。
これが「髪にはめっちゃこだわってます!」とか「髪型が決まらないとテンションが上がらないんです!」という人であれば問題ありません。
ですが、僕みたいに特にこだわりがないのに高い金額を払うのはもったいない。
自分のこだわりや好きなものにはお金をかけてもいいですが、それ以外のところは安く済ませましょう。
つまり、「お金の使い方にメリハリをつけましょう」ということ。
せっかく安くで提供してくれる場所があるのであれば、一度使ってみるのはありだと思います。
それで合わなければ今まで通りに戻せばいいでしょうし、「案外安くてもいい感じ!」であれば節約につながります。
支出を制するものが人生を制する

なぜ支出に注目しているのかというと、いくら稼いでもその分使ってしまうと手元に残らないからです。
年収1,000万でも、きっちり1,000万円使えば、残りは0円。
逆に年収300万円だけど、200万円しか使わなければ、残るのは100万円。
頭では理解できるのですが、実際に支出をコントロールするのは非常に難しいです。
というのも、企業は物やサービスを買ってもらうためにありとあらゆる手段を使ってくるから。
日々の暮らしを豊かにするものから、コンプレックスを狙ってくるものまで本当に多種多様。
多くの企業があなたの財布からお金を落としてもらうために、日々努力をしています。
そこから逃れるのは簡単なことではありません。
また、人間の欲には終わりがありません。
どこまで行っても、「さらにいいもの、いい体験」を欲してしまいます。
あの「秒速で億を稼いだ」与沢さんでも破産してしまうくらいなので、一般人の僕の稼ぎ程度ではすぐに限界が来るでしょう。
つまり、どれだけ稼いでも支出をコントロールできなければ、最終的に底をついてしまうということ。
逆に、支出をコントロールできれば、お金の不安から解消されるということ。
「支出の見直し」は基本のキ
あらゆるマネー本で最初に出てくる項目のは「支出の見直し」です。
それだけ基本的なことということでしょう。
ですが、支出を増やそうとあらゆる手段を使う企業と、果てのない人間の欲が「支出のコントロール」を邪魔します。
いきなり全ての支出を減らすということは難しいので、
簡単なところから、自分にとってあまりこだわりのない部分からカットしていくのはどうでしょうか。
ぜひ挑戦してみてください!
それでは。