【夫婦円満】妻のイライラに「正論」は火に油!新米パパが学んだ「共感する」という最強の技術

こんにちは、生後6ヶ月の娘を育てる新米パパです。

突然ですが、全国のパパさん。

「妻の機嫌がなぜか悪い」
「よかれと思ってアドバイスしたのに、逆に怒られた」

こんな経験はありませんか?

僕はあります。毎日あります(笑)。

特に産後、育児に追われる妻に対して、僕は何度も「よかれと思って」口を開き、そのたびに地雷を踏み抜いてきました。

今日は、僕が数々の失敗(と夫婦喧嘩)を経てようやく気づいた、「妻のイライラを受け止める技術」についてお話しします。

キーワードは、「論理を捨てて、ただ共感する」。

新米パパくん

頭では分かっていても、男性脳にとっては本当に難しいんですよね…

なぜパパの「解決策」は妻を怒らせるのか?

ある日の出来事です。
生後半年になり、夜泣きが再開した娘。妻は寝不足でイライラしていました。

「はぁ…また起きた。昨日も2時間しか寝てない。抱っこしても全然泣き止まないし、もう限界かも」

これを聞いた時、僕の頭の中はこんな感じでした。
(妻が困っている → 解決しなきゃ → 原因は何だ? → 室温? お腹空いてる? おむつ?)

そして、自信満々にこう言いました。

エアコンの温度、もう1度下げてみたら? それか、おくるみの巻き方が緩いんじゃない?

妻の負担を減らすために考えた結果、このような言葉をかけました。
しかし、妻の返事はこうでした。

……そういうことじゃない!!(激怒)

なんで!?
僕は解決しようとしたのに!

男性は「解決」したい、女性は「分かって」ほしい

あとになって冷静に話し合って分かったのですが、この時、妻が求めていたのは「室温の調整」でも「おくるみのテクニック」でもありませんでした。

ただ一言、「大変だね」「頑張ってるね」という「共感」だったのです。

僕たち男性は、仕事でも何でも「問題が発生したら、最短ルートで解決する」ように訓練されています。

だから、愚痴を聞くと反射的に「解決策(正論)」を提示してしまう。

でも、満身創痍で育児をしている妻からすれば、「巻き方が悪いんじゃない?」というアドバイスは、

「お前のやり方が悪い」
「もっと効率よくやれ」

と批判されているように聞こえてしまうのです。

新米パパくん

後から考えれば、これだと火に油ですね…

「ただ共感する」ことの難しさ

「なんだ、ただ話を聞いて『そうだね』って言えばいいのか。簡単じゃん」

そう思ったパパさん。これが意外と難しいんです。

なぜなら、目の前の問題を放置して、感情だけに寄り添うのは、男性にとって「非効率」に感じるからです。

妻が「つらい」と言っているのに、解決策を言わずに「つらいね」と返す。

僕の中の論理的思考が「それじゃ状況は変わらないだろ!」と叫び出します。

でも、育児においては「妻のメンタルが安定すること」こそが、最大にして最強の「解決策」なのです。

新米パパくん

「共感」と聞くと簡単そうなのですが、男性は意識しないとすぐに解決に向かってしまいます😭

夫婦喧嘩を減らすための「共感の3ステップ」

僕が実践している(というか、訓練中の)テクニックを紹介します。

妻がイライラしていたり、愚痴をこぼした時は、グッとこらえてこの手順を踏みます。

ステップ1:口を閉じて、最後まで聞く

まず、「でもさ、」「いや、それは」と遮りたくなっても、絶対に口を挟まない。
妻が言葉を吐き出し切るまで、相槌を打ちながら待ちます。これが第一関門です。

新米パパくん

「でも」は禁句です

ステップ2:オウム返し+感情の代弁

妻が「〇〇で疲れた」と言ったら、「〇〇で疲れたんだね」と繰り返します。
さらに、「それは大変だったね」「悔しかったね」と感情のラベルを貼ります。

  • × ダメな例: 「じゃあ、次はこうすれば?」
  • ○ 良い例: 「2時間しか寝てないのか…。それはしんどいよね。本当によくやってくれてるよ」
新米パパくん

キーワード(疲れた・大変だった)をそのまま繰り返すことがポイント!

ステップ3:最後に「何かできることある?」

十分な共感をして、妻の表情が少し緩んだら、初めてここでパパの出番です。
「僕に代われることがあったら言ってね」
「抱っこ代わろうか?」

この順番が大事です。
共感(9割)→ 解決策(1割)
いきなり解決策を出すと弾かれますが、共感のあとだと、妻も素直に頼ってくれます。

パパだって人間。失敗してもいい

偉そうに書いていますが、僕も未だに失敗します。

仕事で疲れている時や、自分も寝不足の時は、妻の愚痴に対して、
「俺だって疲れてるんだけどな…」
と心の声が漏れて、冷たい返事をしてしまうこともあります。

そんな時は、あとからでもいいので「さっきは冷たくしてごめん。余裕がなかった」と謝るようにしています。

論理で相手を言い負かしても、家庭内には冷たい空気が流れるだけ。

それよりも、一時の感情を飲み込んで「大変だったね」と言える方が、家庭というチーム運営においては「賢い選択」なのだと、生後6ヶ月にしてようやく学びました。

新米パパくん

当然パパも疲れています。ですが、そこは一踏ん張り!

まとめ:共感は「スキル」である

「妻の話に共感する」

これは性格の問題ではなく、「スキル(技術)」だと思います。
最初は違和感があっても、練習すればうまくなります。

特に生後6ヶ月前後は、ママの体力的にも精神的にも疲れがピークに達する時期です。

パパの皆さん。

今日、妻が「疲れた」と言ったら、
「早く寝なよ」と正論を言う前に、
「いつもありがとう。君が頑張ってくれてるおかげだよ」
と伝えてみてください。

その一言が、どんな便利な育児グッズよりも、妻の疲れを癒やすかもしれません。

新米パパくん

僕も日々精進しますので皆さんもこの一言を言えるようになりましょう😊