「NHKの受信料、年間約2万4千円…これって高くない?」
「子供が生まれてから、テレビをつけっぱなしにするのが教育上どうなのか気になる…」
我が家はついに「普通のテレビ」を捨てました。
そして導入したのが「チューナーレステレビ」です。
結論から言うと、「もっと早くやればよかった」と思うほど快適です!
年間2万円以上の節約になり、ダラダラとテレビを見る時間が消え、家族の会話が増えました。
ただ、子育て世帯として一つだけ「デメリット」もありました。
それは「Eテレ(おかあさんといっしょ等)」がリアルタイムで見られないことです。
今回は、生後6ヶ月の娘がいる我が家が、NHKを解約してチューナーレステレビ生活を始めて感じた「リアルな変化」と「Eテレ対策」についてお話しします。
目次
そもそも「チューナーレステレビ」って何?

簡単に言うと「地上波が映らない、ただのデカい画面」です。
スマホやタブレットがそのまま巨大化したようなもの(Android TV搭載)で、ネット動画(YouTube、Netflix、Prime Videoなど)を見ることに特化しています。
テレビ放送を受信する装置(チューナー)が入っていないため、NHKを受信することが物理的にできません。
よって、堂々と、合法的に、NHKを解約(受信契約の対象外)できるのです。
テレビを捨てて得られたメリット3選
メリット①:固定費が年間2.4万円も浮いた!

これが最大の理由です。
NHKの衛星契約(口座振替・年払い)の場合、年間で24,185円(※2023年改定後の額などを参照)かかります。
- 10年で約24万円。
- 20年で約48万円。
ただ「テレビを置いてあるだけ」で、これだけの固定費がかかり続けます。
解約したことで、このお金を丸々「娘の教育費」や「家族旅行の積立」に回せるようになりました。
手続きは電話一本で書類を取り寄せるだけ。
テレビをリサイクル処分した証明があれば、スムーズに解約できました。

生涯かかるお金と思っていたので、その金額が浮いたと考えると大きいですよね!
メリット②:ダラダラ見がなくなり「時間」が増えた
以前は、朝起きるととりあえずリモコンを押し、興味のないワイドショーや暗いニュースを流しっぱなしにしていました。
チューナーレステレビに変えてからは、「見たいものがある時だけ電源を入れる」というスタイルに激変。
- ネガティブなニュースを目にしなくなり、メンタルが安定した。
- 部屋が静かになり、娘の喃語(おしゃべり)によく反応できるようになった。
- 浮いた時間で、副業(ブログ)や読書ができるようになった。

「受動的な時間」が「能動的な時間」に変わったのは、お金以上の価値だと感じています😊
メリット③:部屋のレイアウトが自由に!「アンテナ線の呪縛」からの解放

地味ですが、これが意外なメリットです。
普通のテレビは、壁にある「アンテナ差込口」の近くに置かないといけないですよね。
だからテレビの場所=リビングのレイアウトが固定されてしまっていました。
でも、チューナーレステレビは「コンセント(電源)」さえあれば、Wi-Fiで動きます。
- アンテナ線が不要なので、部屋のどこに置いてもOK。
- ごちゃごちゃした配線がなくなるので、ハイハイする赤ちゃんにも安全。
- 壁寄せスタンドを使えば、部屋が驚くほど広くなる。
娘がずりばいを始めてから、テレビ台の角やコード類が危なくてヒヤヒヤしていましたが、コードが一本(電源のみ)になったことで、安全対策が一気に楽になりました。

うちはレイアウトは結局一緒なのですが、コードが減ったのは安心ですね😊
子育てにおける最大のデメリット:Eテレが見られない!
ここが一番の悩みどころでした。
子育ての神様である「Eテレ」が見られないのは、ワンオペ育児において武器を捨てるようなものです。
- 『シナぷしゅ』(民放)も見れません。
- 『アンパンマン』もリアルタイムでは見れません。
「これで育児が詰むんじゃないか…?」と不安でしたが、結論、なんとかなりました。
我が家の「Eテレなし」対策法
地上波が見られなくても、代わりの手段はたくさんありました。
1. YouTube公式チャンネルを活用する

実は「しまじろう」や「アンパンマン」、「シナぷしゅ」は公式YouTubeチャンネルが充実しています。
娘がぐずった時は、YouTubeで厳選した動画を見せています。

いまやYouTubeが地上波の代わりになるくらい充実してますね🙌
2. Amazon Prime Videoなどのサブスク

プライム会員なら、キッズ向けの良質なアニメや知育番組が山ほどあります。
CMが入らない分、YouTubeよりも集中して見てくれることも。
Amazon primeの登録はこちら。

こちらもコンテンツが増えたので子育て世代は助かりますよね😊
3. NHKの子供向けアプリ(無料)
「NHK キッズ」という公式アプリを使えば、スマホやタブレットでEテレの主要番組の一部を見ることができます。

どうしてもEテレを見たいという人はこのような選択肢もありですね!
Amazonで買える!おすすめチューナーレステレビ
「画質とか音質はどうなの?」と心配な方もいると思いますが、最近のモデルは格安でもかなり綺麗です。
【コスパ最強】FPD チューナーレステレビ 43V型 Google TV搭載
Amazonでバカ売れしているモデル。
「4K対応」で画質が良く、Google TVが入っているので、リモコンのボタン一つでYouTubeやPrime Videoが起動します。
日本の大手メーカーの半額以下で買えるのが衝撃です。

音質は少し軽い感じがしますが、画面は綺麗なので満足しています😊
【安心の日本メーカー】オリオン(Orion) チューナーレス
「海外メーカーは不安…」という方は、ドウシシャ(オリオン)がおすすめ。
音質へのこだわりがあり、設定画面なども日本人に馴染みやすい作りになっています。
その他の周辺グッズ
テレビ台もスタイリッシュなものが多くて悩みますね😊
チューナーレステレビは壁掛けできるものも多いので、ごちゃごちゃさせたくない人は検討してみてはいかがでしょうか?
【保存版】NHKをスムーズに解約する手順
「解約って引き止められたりして面倒なんじゃないの?」と不安でしたが、手順さえ守れば驚くほどあっさり終わりました。
大事なのは、「先にテレビを処分(または譲渡)すること」です。
手順1:古いテレビを処分する
まず、手元にある「チューナー入りのテレビ」を手放します。
「テレビ 回収」と検索すると対象のお店が出てきます。
- リサイクルショップに売る
- 家電量販店でリサイクル回収してもらう
- 実家や友人に譲る
【超重要】
この時にもらえる「家電リサイクル券の控え」や「買取証明書」は、必ず捨てずに保管してください!NHKから「本当に処分した証明を出して」と言われた時に必要になります。

うちは近くの電気屋さんに引き取りに来ていただきました🙌
手順2:NHKふれあいセンターに電話する
「NHK 解約」で検索すると出てくるフリーダイヤル(NHKふれあいセンター)に電話します。
- 伝えること:
- 「テレビを処分しました」
- 「新しく買ったのはチューナーレステレビ(モニター)で、受信機能はありません」
- 「スマホやカーナビにもワンセグ機能はありません」
- 「今後、テレビを見る予定はないので解約したいです」
ここで「ワンセグ機能付きのスマホ・カーナビ」を持っていると解約できないので注意してください(iPhoneなら問題なし)。

「引き止められると嫌だな…」と思っていたのですが、意外とあっさりした対応だったのでスムーズに解約することができました🙌
手順3:届いた書類を返送する
電話で受付が完了すると、1週間ほどで「放送受信契約解約届」というハガキ(または封筒)が届きます。
必要事項を記入し、念のため保管しておいた「リサイクル券のコピー」などを同封してポストに投函すれば完了です。
後日、払いすぎていた受信料があれば指定口座に返金されます。
これだけで、来月から年間2万4千円の節約生活がスタートします!

書類を返送してからは特に連絡はなく、そのまま解約されたので受信料の支払いが終了しました🙌
まとめ:テレビを捨てて、自由とお金を手に入れた
「テレビがない生活なんて考えられない」
最初はそう思っていましたが、いざ手放してみると、生活の質が上がったことしかありません。
- 年間2.4万円の節約
- 静かで穏やかなリビング
- 子供へのテレビ時間のコントロール
Eテレが見られない不便さは、YouTubeやサブスクで十分にカバーできます。
「なんとなくテレビをつけてしまう毎日」を変えたいママ・パパは、チューナーレステレビへの乗り換え、おすすめです!














・「チューナーレステレビ」とは?
・テレビを捨てて得られたメリット3選
・子育てにおけるデメリット「Eテレが見れない」
・我が家のEテレ対策
・おすすめのチューナーレステレビ
・【保存版】具体的なNHKの解約手順