「子供の将来のために貯金したいけど、毎月ギリギリ…」
「節約のために、お肉のランクを落としたり、電気をこまめに消したりして疲れた…」
そんなママ・パパに朗報です。
辛い節約は、今すぐやめてください。
子育て世帯がお金を貯めるためにやるべきは、日々の食費を削ることではありません。
「固定費」という名の、財布に空いた穴をふさぐことです。
僕も独身の頃に「もやし生活」をしたことがありますが、ストレスが溜まるだけで続きませんでした。
でも、これから紹介する5つの固定費を見直しただけで、生活レベルを一切下げずに、年間50万円以上の余裕資金が生まれました。
今回は、生後6ヶ月の娘がいる我が家が実践した「聖域なき固定費カット術」を公開します。
目次
なぜ「固定費」なのか?

固定費削減には、変動費(食費や日用品)にはない最強のメリットがあります。
- 一度やれば効果が永続する
- 電気をこまめに消す努力は毎日必要ですが、スマホのプラン変更は1回やるだけで、翌月からずっと安くなります。
- 金額がデカイ
- 食費を月1万円削るのは地獄ですが、家賃や保険を月1万円削るのは意外と簡単です。
- 生活の満足度が下がらない
- これが一番重要!スマホを格安SIMにしても、通信速度や使い勝手はほぼ変わりません。
それでは、見直すべき優先順位が高い順に5つ紹介します。

食費を削るのってメンタル的にも難しかったりしますよね🙌
1. 【スマホ代】3大キャリアに「養分」になってない?

夫婦でdocomo、au、SoftBankの大手プランを契約していませんか?
もし2人で月1.5万円以上払っているなら、それは「払いすぎ」です。
- 見直し術: 格安SIM(ahamo、LINEMO、楽天モバイル、UQなど)に変える。
- 効果:
- 大手:約8,000円/月
- 格安:約2,500円/月
- 差額:夫婦で月1.1万円(年間13.2万円)の節約!
「乗り換え手続きが面倒くさい…」
分かります。でも、その重い腰を上げるだけで、毎年家族でディズニーランドのホテルに泊まれるお金が浮くとしたらどうですか?
やる価値ありますよね。

ちなみに僕は日本通信SIMを使っています!
2. 【サブスク代】「使ってない」にお金を払うな

動画配信、音楽、ジム、アプリの月額課金…。
クレジットカードの明細を見て、「先月一度も使わなかったサービス」はありませんか?
- 見直し術:
- 「解約しようかな」と迷ったものは、今すぐ解約する。必要ならまた契約すればいいだけ。
- Amazonプライムなど「生活インフラ」になっているもの以外は断捨離する。
- 効果:
- 月額980円×3個解約=年間3.5万円の節約

「いつか見るかも」の「いつか」は、子育て中は絶対に来ません。笑
3. 【保険代】「安心」という言葉に課金しすぎ
これについては、以前の記事で詳しく書きましたが、日本人は保険に入りすぎです。
- 見直し術:
- 貯蓄型保険(学資・終身)は解約検討。
- 医療保険も不要(貯金で対応)。
- 「掛け捨て生命保険」「火災保険」「自動車保険」の3つだけにする。
- 効果:
- 月2万円見直し=年間24万円の節約
「子供のために」と思って入った保険が、今の家計を圧迫して教育費が貯まらないなんて本末転倒です。

日本の公的保険は素晴らしいので、民間保険はほとんど不要です🙌
4. 【車代】それは本当に必要?

地方在住なら必須ですが、都市部で「週末しか乗らない」なら要注意。
車は持っているだけで、駐車場代、税金、車検、保険と、年間維持費が40万〜50万円かかります。
- 見直し術:
- カーシェアやレンタカーで代用できないか計算する。
- どうしても必要なら、見栄を張らずに「中古車」や「軽自動車」にする。
- 思考の転換:
- アルファード(高級ミニバン)を買うお金を投資に回せば、子供が18歳になる頃には留学費用になります。

車一台を所有し続けるコストは4000万円にもなるそうです😭
5. 【住居費】最大の固定費にメスを入れる

賃貸でも持ち家でも、手取りの25%〜30%以内に収めるのが理想です。
- 賃貸派:
- 更新のタイミングで、家賃交渉をする(「長く住むので安くして」と言うのはタダ!)。
- 少し駅から離れたり、築年数を緩めるだけで数万円下がることも。
- 持ち家派:
- 住宅ローンの借り換えを検討する。金利が0.1%下がるだけで、総支払額が数十万〜数百万変わることもあります。
住居費は一度下げると、節約効果が桁違いです。

日々の支出で一番大きい家賃を抑えることができれば家計はグッと楽になります😊
【実践】筆者はどうしてる?
現在、僕はこのような状態になっています。
スマホ代について

日本通信SIMを使っているので月1500円。奥さんも同じなので二人で月3000円です。
格安SIMだと通信速度や電話についても心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、今のところ問題ありません。
ちなみに過去は楽天モバイルやマイネオを使っていました。
数年前の話ですが、楽天モバイルはネットにつながりにくかったり、電話も途切れたりしていたので正直使いづらかったです。(現在は改善されているかもしれません)
マイネオは何も問題なかったのですが、少し割高だったので日本通信SIMに乗り換えました。

日本通信SIMは本当におすすめです😊
サブスク代について
サブスクは「Amazon Prime」「Netflix」「YouTube Premium」「チョコザップ」を使っています。
合計で月7000円ほど。

そろそろNetflixを解約しようかなと思っているのですが、面白い作品が多いのでなかなか決断できずダラダラ契約しています。笑
ちなみに、最強のサブスクである「NHK」はテレビを捨てたので解約できました。笑
現在はチューナーレステレビを使っています。
チューナーレステレビとは、地上波・BS・CS放送を受信する「チューナー」を内蔵していないテレビのことで、YouTubeやNetflixなどのインターネット動画配信サービス視聴に特化しています。
保険代について
保険は「生命保険」「就業不能保険」「火災保険」に入っています。
ざっくり月5000円ほど。
詳細はこちらの記事に書いています。
車代について
駅が近いので車は持っていません。
どうしても車が必要なときはカーシェアを使っています。
住居費について
中古のマンションを購入したので、その分のローンがあります。
管理費なども含めるを月10万円ほど。
固定費が安いと安心

「固定費を抑えると安心できる」と言われていますが、これは実感しています。
会社の倒産でも多いのは固定費が大きいからだそうです。
日々の生活はほとんど変わらないけど支出を抑えることができるのが、固定費削減のメリット。
正直、まだ下げれるところがあるのでその辺りはおいおい詰めていきたいと思っています。笑
さらに学びたい人へ
固定費削減のモチベーションを上げてくれる、私のおすすめ書籍です。
『本当の自由を手に入れる お金の大学』(両@リベ大学長 著)
YouTube登録者数200万人超えの人気チャンネル発。
固定費削減についてガッツリ解説されています!

何度も登場していますが、それほど本質的ということですね!
『貯金はこれでつくれます 本当にお金が増える46のコツ』(節約オタクふゆこ 著)
節約系YouTuberで人気のふゆこさんの本です。
固定費削減のアイデアが詰まっています。
まとめ:浮いたお金は「使わない」で「守る」
これらを見直して、もし月3万円浮いたとしましょう。
ここで「やったー!外食しよう!」と使ってはいけません(たまにはいきましょう!笑)
この3万円こそが、将来の子供の学費の原資です。
- 月3万円 × 18年 = 648万円
- これをNISAで年利4%運用できれば、約950万円になります。
「固定費の見直し」は、面倒くさい手続きが必要です。
でも、一度やってしまえば、あなたは「息をしているだけでお金が貯まる体質」になれます。
子供が昼寝している今のうちに、まずはスマホのプラン確認から始めてみませんか?















・なぜ固定費を減らすべきなのか?
・カットできると生活が楽になる5つの固定費
・筆者は実際にどうしてる?
・さらに学びたい人へのおすすめ本
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