産休・育休中に「住宅ローン」は組める?審査への影響と、ペアローンの注意点

「子供が生まれてアパートが狭くなった。そろそろマイホームかな?」
「でも、妻が育休中で年収が下がってるけど、ローンって組めるの?」

家族が増えるタイミングでの住宅購入。
30代子育て世帯にとって、人生最大の決断ですよね。

結論から言うと、産休・育休中でも住宅ローンは組めます。
多くの銀行は「復職前提」で、休業前の年収を基準に審査してくれます。

しかし、ここに大きな罠があります。
「借りられる」からといって、共働きフルパワー前提の「ペアローン」を組むと、数年後に家計が破綻するリスクがあるのです。

今回は、育休中の住宅ローン審査の実情とシミュレーションしてゾッとした「ペアローンのリスク」について解説します。

新米パパくん

人生最大の決断なので、ここでミスると致命傷になりかねません。慎重に検討していきたいですね🙌

結論:育休中でも住宅ローンは「組める」

まず安心してください。
メガバンクやネット銀行の多くは、産休・育休中でも「昨年の年収(フルで働いていた時の年収)」を基準に審査をしてくれます。

銀行側も「30代の子育て層」はメインの顧客ターゲットなので、門前払いされることは少ないです。

新米パパくん

意外と育休中でもローンが組めるんですね🙌ただし、「ローンが組める」と「返済できる」は別なので要注意です!

審査に必要なもの

ただし、通常の審査に加えて以下の書類や条件が必要になるケースが多いです。

  1. 復職証明書(見込証明書): 会社に「〇年〇月に復帰予定です」と書いてもらう書類。
  2. 健康保険証: 会社に在籍していることの証明。
  3. 定期検診の母子手帳コピーなど: 妊娠中の場合。

銀行によっては「復職してからじゃないと融資実行できない」というところもあるので、事前の確認は必須です。

絶対にやってはいけない「フルパワー・ペアローン」の罠

「夫500万+妻400万=世帯年収900万! 6,000万円の家が買えるぞ!」

不動産屋さんはこう言って、ペアローン(夫婦それぞれでローンを組むこと)を勧めてきます。
しかし、育休中の頭でこれを契約するのは非常に危険です。

なぜなら、「復帰後、今まで通り働ける保証はどこにもない」からです。

リスク1:時短勤務で年収ダウン

復帰後、多くのママは「時短勤務」を選択します。
6時間勤務になれば、当然給料は下がります。
「フルタイム年収」で組んだローンの返済が、時短給与に重くのしかかります。

リスク2:保育園の洗礼と「小1の壁」

子供は熱を出します。特に0歳〜1歳はまともに働けない月もあります。
さらに小学生になれば「小1の壁(学童のお迎え時間問題)」が待っています。
「妻が仕事を辞めざるを得ない状況」になった瞬間、ペアローンは破綻します。

新米パパくん

「想定外でした…」では済まない話なので、あらゆる可能性を考えておきたいですね🙌

我が家のCFOが考える「安全な予算」の出し方

では、いくらなら安全なのか?
私が推奨する計算式はこれです。

「夫の単独年収」+「妻の年収の半分(またはゼロ)」

住宅ローンは35年続きます。
その間、妻の収入は「ボーナス(余裕資金)」として捉え、基本的には「夫の収入一本でも返せる額」でローンを組むのが鉄則です。

  • 夫単独で組むメリット:
    • 妻がいつ仕事を辞めても家計が回る。
    • 妻の収入を全額「教育費・貯蓄・NISA」に回せる。
    • 事務手数料が1人分で済む。

買うなら「育休中」は意外と狙い目?

リスクの話をしましたが、資金計画さえしっかりしていれば、「育休中の購入」自体はメリットも多いです。

1. 引っ越し作業がしやすい

復職してからの引っ越しは地獄です(平日仕事+土日育児)。
育休中なら、平日役所に行ったり、荷造りをする時間が確保しやすいです。

2. 保活(保育園探し)に有利

新居の住所で4月入園の申し込みができます。
復職してから「家を買って転園」となると、転園先の保育園が空いていないリスクがあります。

新米パパくん

荷造りや今後の教育環境を考えると、育休中はいいタイミングですね🙌

まとめ:銀行は貸してくれるが、返すのは自分たち

「銀行がお金を貸してくれる」=「その額を返せる」ではありません。
銀行は、育児の大変さまではシミュレーションしてくれません。

  • 育休中でもローンは組める。
  • でも、「夫婦フルタイム」前提のペアローンは避ける。
  • 「夫一本」でも返せる予算で探す。

この3つを守れば、マイホームは家族の幸せな城になります。
焦らず、冷静に、まずは「ライフプランのシミュレーション」から始めてみてくださいね。

新米パパくん

「銀行がお金を貸してくれる」=「その額を返せる」ではないので、慎重に検討を重ねていきたいですね!