「赤ちゃんが息をしていないんじゃないか…?」
夜中、ふと目が覚めて、慌てて娘の口元に耳を近づけて呼吸を確認する。
そんな経験、ありませんか?
私は娘が新生児の頃、これが怖くて怖くて仕方ありませんでした。
SIDS(乳幼児突然死症候群)や、寝具による窒息事故。
ニュースを見るたびに胸が締め付けられ、「私が寝ている間に何かあったらどうしよう」と不安で、自分が熟睡できなくなってしまったのです。
でも、親が寝不足で倒れてしまっては元も子もありません。
そこで私は、「機械(グッズ)と環境」に頼って、リスクを徹底的に減らすことにしました。
今回は、生後6ヶ月の娘を持つ我が家が実践している「SIDS・窒息対策」と、私の睡眠時間を守ってくれた「神グッズ」を紹介します。

少しでもSIDSに対する心配が軽減されると嬉しいです!
目次
前提:まずは「基本の3ルール」を徹底する
グッズに頼る前に、厚生労働省が推奨している「SIDS対策のガイドライン」は基本として守るようにしました。
- 1歳になるまでは、仰向けで寝かせる
- できるだけ母乳で育てる(※ミルク混合ですが、できる範囲で!)
- タバコをやめる(夫婦ともに吸いません)
ただ、これを守っていても「万が一」が怖いのが親心ですよね。
そこで、我が家ではさらに3つの「物理的な対策」を追加しました。

うつ伏せで寝るのが好きなので気づいた時にひっくり返しています🙌
対策①:寝床には「何も置かない」&「固い布団」
SIDSと同じくらい怖いのが、ふわふわの布団やぬいぐるみによる「窒息」です。
これを防ぐために、寝床には何も置かないようにしています。
- ×NGなもの: 大人用の柔らかい布団、枕、ぬいぐるみ、クッション
- 〇OKなもの: 赤ちゃん専用の「固綿(かたわた)敷布団」のみ
「赤ちゃんにはふかふかの布団が気持ちいいはず」というのは大人の思い込みでした。
顔が埋まらないよう、「ちょっと固すぎるかな?」と思うくらいのマットレスが、安全面では正解です。

マットレスは固めで「寝れるかな?」と思っていたのですが、心配とは裏腹によく寝ています😪
対策②:掛け布団を捨てて「スリーパー」にする
一番ヒヤッとしたのが、「おくるみが顔にかかっている時」でした。
赤ちゃんは寝相が悪いので、どうしても布団が動いてしまいます。
そこで、おくるみを使うのをやめました。
代わりに導入したのが「スリーパー(着るお布団)」です。
これなら、どれだけ寝返りを打っても顔が覆われる心配がありません。
「おくるみがかかってるかな?」と夜中に確認するストレスから解放されたのは、スリーパーのおかげです。

新生児の頃は「おくるみ」も使っていたのですが、現在はスリーパーを着せています😊
対策③:文明の利器「ベビーセンサー」に頼る
これが今回のメインです。
「過保護かな?」「高いかな?」と悩みましたが、結論、一番買ってよかったものです。
私が導入したのは、赤ちゃんの体動(呼吸によるお腹の動きなど)を感知してくれる「ベビーセンサー」です。
導入してよかったこと
- 「見守り」を交代できた
今まで私が目視で行っていた「生存確認」を、機械が24時間体制で代行してくれます。 - 親が熟睡できるようになった
「万が一動きが止まったら、大音量のアラームで起こしてくれる」
この安心感があるだけで、張り詰めていた糸が解け、泥のように眠れるようになりました。

親が安心して寝れるようになったのは精神的にかなり楽になりました🙌
誤作動はある?
正直、たまにあります。笑
センサーが体から離れてアラームが鳴り響き、焦ったことが何度か。
でも、「ちゃんと作動している証拠」だと思えば、むしろ安心材料でした。
Amazonには、オムツに付けるタイプや、マットレスの下に敷くタイプなどがあります。
数千円〜1万円ちょっとで「安心」が買えるなら、決して高い投資ではありません。

誤作動で起こされることもありましたが、心配して眠れないよりマシでした🙌
▼実際に使っているもの
▼スマホで確認できる高性能タイプ
※ベビーセンサーはSIDSの予防や睡眠障害の病気を特定する医療機器ではありません。あくまで育児をサポートする対象としてご使用ください。
まとめ:ママの「心の余裕」はお金で買おう
SIDSは原因不明なことも多く、100%防ぐことはできないかもしれません。
でも、「やれるだけの対策はした」という事実は、親の心を救ってくれます。
特にベビーセンサーは、決して安い買い物ではありませんが、「毎晩の不安」と「ママの睡眠不足」を解消してくれると思えば、コスパは最強です。
心配性で眠れないママ・パパは、ぜひ便利なグッズに頼って、少しでも肩の荷を下ろしてくださいね。











・前提:「SIDS対策のガイドライン」を守る
・我が家で実践しているSIDS(乳幼児突然死症候群)対策
・ベビーセンサーのメリット・デメリット