「育休に入ったから、来月から給付金が入るよね?」
「貯金はそこまでないけど、まあなんとかなるでしょ」
これから育休を取るパパママ。
もしそう思っているなら、今すぐ通帳の残高を確認してください。
育児休業給付金は、給料日のように「翌月」には振り込まれません。
ヘタをすると、育休開始から「3〜4ヶ月間」は入金ゼロという事態もザラにあります。
収入は途絶えるのに、オムツ代やミルク代、そして「住民税」の支払いは待ってくれません。
今回は、育休最大の落とし穴である「入金ラグ(無収入期間)」の仕組みと、事前に用意しておくべき「防衛資金(貯金)」の計算式について解説します。
目次
衝撃の事実!最初の振込は「早くて3ヶ月後」
なぜそんなに遅いのか?
それは、育休手当の申請ルールが「2ヶ月に1回」が基本だからです。
一般的な振込スケジュール
会社は、あなたが休んでから「実績」が確定した後に申請を行います。
- 育休1ヶ月目・2ヶ月目: まだ申請できない(実績作り期間)。
- 3ヶ月目に入ってから: 会社がハローワークに「最初の2ヶ月分」をまとめて申請。
- 審査・振込: 申請から約1〜2週間後に着金。
つまり、どんなに早くても「育休開始から2ヶ月半〜3ヶ月後」にならないと、1円も入ってきません。
会社の事務処理が遅れたり、書類不備があれば、4ヶ月後になることも普通にあります。

振り込みまでは時間がかかると思っておく方がいいですね🙌
【恐怖のシミュレーション】4月1日から育休に入った場合
カレンダーで見てみましょう。この期間、あなたの口座残高は減り続けます。
- 4月(育休開始): 給与なし。手当なし。
- 出費:住民税、出産準備、生活費
- 5月: 給与なし。手当なし。
- 出費:GWでお金使う、固定資産税や自動車税が来る時期…
- 6月: 給与なし。手当なし。
- ★このあたりで会社が申請を行う
- 6月下旬〜7月上旬: 【祝】ようやく最初の入金!(4・5月分の2ヶ月分)
見てください。春に休んで、入金されるのは夏です。
この「魔の3ヶ月間」を乗り切る現金がないと、家計はショートします。

減り続ける残高は想像以上にメンタルを削っていきます😭
いくらあれば生き残れる?「必要貯蓄額」の計算式
では、具体的にいくら貯金があれば安心か?
我が家の家計担当が弾き出した、安全ラインの計算式はこれです。
(【生活費】+【住民税】)× 4ヶ月分 = 必要貯蓄額
なぜ「4ヶ月分」?
振込は通常3ヶ月後ですが、トラブルや処理遅れを見越して「4ヶ月」耐えられる資金があれば、精神的に余裕が持てます。
忘れがちな「住民税」
育休中は社会保険料は免除されますが、住民税は免除されません(去年の年収にかかるから)。
給料天引きができなくなるので、自宅に納付書が届きます。これが地味に高い(月数万円)ので、計算に入れておかないと詰みます。
- 例:生活費25万 + 住民税2万 = 月27万
- 27万 × 4ヶ月 = 108万円
これだけの「動かせる現金」を用意してから育休に入らないと、パパのメンタルが先に死にます。

生活費の半年〜1年分くらいの貯金を「生活防衛資金」として普段から持っておくと安心ですね🙌
【裏ワザ】会社にお願いして「毎月申請」にしてもらう
「そんなに貯金ないよ!」という方へ。
実は、育休手当は「毎月申請(1ヶ月ごとの申請)」も可能です。
- メリット: 振込が早くなる(2ヶ月目には入る可能性がある)。
- デメリット: 会社の総務担当者が嫌がる(手間が2倍になるから)。
あくまで「特例」的な扱いなので、会社によっては断られることもありますが、
「生活がかかっているので、毎月申請をお願いできませんか?」
と、育休に入る前に相談してみる価値はあります。

確実ではないですが、確認するのはタダなので相談してみましょう🙌
まとめ:育休は「資金繰り」が9割
育休は、子供と過ごす幸せな時間です。
でも、「今月カード払えるかな…」という不安があると、その幸せも半減してしまいます。
- 最初の入金は3〜4ヶ月後だと思え。
- 生活費の4ヶ月分は現金を確保せよ。
- 住民税の通知書にビビるな。
この3つを心に留めておけば、安心して育休をスタートできます。
もし今、「固定費が高いな」と思っているなら、育休に入る前が最後の見直しチャンスですよ!





















僕もすぐに育休手当が入ると思っていたので結構焦りました…😓